1日の仕事の流れ
ご利用者さん宅を訪問して見えてきた課題をどう解決しようか、いつも悩みます。
すぐに解決して結果を出したほうがいいのか、じっくり時間をかけて過程を大事にしたほうがいいのか…。
そのあたりをきめ細かくみて、「あなたに会えてよかった」と言っていただけるようになりたいですね。
訪問中心の月半ばの1日の流れを例に挙げて、仕事内容をお伝え致します。
13:00~
昼食後、近くにできたボランティア団体主催のカフェを訪ねる。
介護予防の人たちが集まる場所にならないかと思っている。
13:45~
膝があまりよくないご利用者さんが、通院がつらいと言っていたので話を聞きにいく。
移動支援のヘルパーさんにお願いするのも解決策のひとつだけれど、費用の面が気になっている様子。
15:30~
事業所のすぐ近くのご利用者さん宅へ。
ご家族から小規模多機能型居宅介護の説明を求められた。
要介護度が高くなってきたため、施設での介護の必要性を感じている様子。
小規模多機能型居宅介護を利用すると、利用する施設に勤務しているケアマネジャーに変更になることを伝えたら、考え込んでしまった。
私ももう少し見守りたいご利用者さん。
ご家族と話し合いながら決めていきたい。
16:20~
ようやく事務所に戻る。
事務作業をし、対応が難しいケースについて、先輩ケアマネジャーに相談してみる。
的確なアドバイスをもらえて、とても心強く感じる。
なじみのヘルパーさんから報告や質問がいくつか上がってきていたので、質問に答えて利用者さんの様子をよく聞く。
18:00~
定時は17時30分。
少し残業をしてしまった。退社し、家路を急ぐ。
家に帰れば食べ盛りの息子ふたりの食事づくり。
次に受ける研修の課題のまとめもやっておきたい。
毎日があっという間に終わり、ひと月が終わると、「今月も無事になんとか終わった!」といつも安堵します。
いつもバタバタしていて、落ち着かないと思うのだけれど、こうしてご利用者さんのためにあわただしく動き、解決策につなげていくのがケアマネージャーの仕事なのだろうと思っています。