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業務内容

やりがいがある
やりがいがある
ご利用者さんの困っていることを伺い、健康的に暮らしていただくのがケアマネの使命ですし、それがやりがいだと思っています。
介護予防の方は、本来は3カ月に1度の訪問で良いことになっていますが、気になって1カ月に1度訪問してしまう方も。
「そんなにやらなくていいのに」とも言われますが、やりたくてやっているので、私にとっては苦ではなくストレスもないですね。
グループホームに勤務していたときは、すべてホームの中でことが済みました。
散歩に行くにしても食事にしても、ホームの中にいるご利用者さんたちに声をかければいいのです。
ですが、居宅介護のケアマネの場合は違います。
できる限り一軒一軒を訪問して、一人ひとりきめ細かく対応してこそ、良い介護といえるのではないかと思っています。
1日の仕事の流れ
1日の仕事の流れ
ご利用者さん宅を訪問して見えてきた課題をどう解決しようか、いつも悩みます。
すぐに解決して結果を出したほうがいいのか、じっくり時間をかけて過程を大事にしたほうがいいのか…。
そのあたりをきめ細かくみて、「あなたに会えてよかった」と言っていただけるようになりたいですね。
訪問中心の月半ばの1日の流れを例に挙げて、仕事内容をお伝え致します。
AM
AM
8:30~
出社。
ケアマネージャーはそれぞれ自分の仕事をこなす。
でも、ちょっとした相談もできる間柄。週1度はミーティングの時間もありみんなで考えるタイミングも。
管理者の心の広さにもいつも助けられている。

9:00~
1人目の訪問。
ご夫婦で暮らし、ご利用者さんは認知症のある奥様。
ご主人が90歳で腰痛があり、最近歩行が難しくなってきた。
奥様とのふたり暮らしをどこまで継続できるかが難しいところ。
ご主人の要介護認定調査の準備もしたいと思っているが、ご主人の意向を聞くのもこれからの課題。

10:30~
一人暮らしの男性宅を訪問。
行ってみたらドアは開くけれど、本人の気配なし。
心配していると、買い物袋を下げた本人が外を歩いている。
約束を忘れてしまったか…。
認知症が進んでいるのを感じる。
火の元、戸締まりなども心配になり、防災、防犯対策を考え始めた。

11:45~
お昼前ギリギリだが、社会福祉協議会を訪ねる。
お金の管理が難しくなりつつあるご利用者さんの管理をお願いできないかと、それとなく打診。
気難しいご利用者さんなので、何人かいる職員の中から頼りになる人にお願いしたいと思い、ひそかに根回し。
PM
PM
13:00~
昼食後、近くにできたボランティア団体主催のカフェを訪ねる。
介護予防の人たちが集まる場所にならないかと思っている。

13:45~
膝があまりよくないご利用者さんが、通院がつらいと言っていたので話を聞きにいく。
移動支援のヘルパーさんにお願いするのも解決策のひとつだけれど、費用の面が気になっている様子。

15:30~
事業所のすぐ近くのご利用者さん宅へ。
ご家族から小規模多機能型居宅介護の説明を求められた。
要介護度が高くなってきたため、施設での介護の必要性を感じている様子。
小規模多機能型居宅介護を利用すると、利用する施設に勤務しているケアマネジャーに変更になることを伝えたら、考え込んでしまった。
私ももう少し見守りたいご利用者さん。
ご家族と話し合いながら決めていきたい。

16:20~
ようやく事務所に戻る。
事務作業をし、対応が難しいケースについて、先輩ケアマネジャーに相談してみる。
的確なアドバイスをもらえて、とても心強く感じる。
なじみのヘルパーさんから報告や質問がいくつか上がってきていたので、質問に答えて利用者さんの様子をよく聞く。

18:00~
定時は17時30分。
少し残業をしてしまった。退社し、家路を急ぐ。
家に帰れば食べ盛りの息子ふたりの食事づくり。
次に受ける研修の課題のまとめもやっておきたい。

毎日があっという間に終わり、ひと月が終わると、「今月も無事になんとか終わった!」といつも安堵します。
いつもバタバタしていて、落ち着かないと思うのだけれど、こうしてご利用者さんのためにあわただしく動き、解決策につなげていくのがケアマネージャーの仕事なのだろうと思っています。
1ヶ月の仕事の流れ
1ヶ月の仕事の流れ
ケアマネージャーは、月初めに書類をまとめて提出することになっているので、月初めは事務関連の業務で忙しいです。
書類を提出し終わるとホッとして、「さあ、みっちり訪問に行こう」となりますね。
月の半ば頃までは、できるだけたくさんご利用者さん宅を訪問するスケジュールを組みます。
ご利用者さんと1時間ほどお話する中で、いろいろな課題が見えてきます。
そのため、生活の場に足を踏み入れ同じ空気を吸うことは、とても大切だと思っています。
月の後半以降になると、要介護認定調査の立ち合い、ケアカンファレンスへの参加などが増えます。
特に、重い病気を持っている方、ご家族との折り合いが悪い方など、対応が難しいケースではじっくり時間をかけてカンファレンスすることが重要です。
日頃の訪問やこうした会議をもとに、ケアプランを立てていきます。

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